米Intelは、家庭内でのデジタルメディア配信を目指す取り組み「Extended Wireless PC Initiative」を発表した。
開発者向けに、デジタルメディア配信に関わる主要なツールキットなどを提供し、家庭内のテレビやステレオなどでパソコン用デジタル・メディアを利用できる環境の開発を支援する。
この取り組みの中心となるのは、PCやTV、ステレオなどをつなぐための「デジタルメディアアダプター」と呼ばれるPC用周辺機器。
無線LAN規格「802.11」や「UPnP」技術により、PCからデジタルコンテンツを受信し、標準的なAVケーブルでTVやステレオを接続、コンテンツを再生できるようにする。ユーザーはリモコンでテレビ画面上のメニューを操作し、好きなデジタルコンテンツを選択することが可能となる。
提供されるデジタルメディアアダプターのリファレンスデザインのサンプルは、Intelのマイクロアーキテクチャ「XScale」を採用した「PXA210」プロセッサをベースに、JPEG、MP3、WMAなどのデジタル・コンテンツをサポート。802.11b規格の無線LAN機能、NTSC/PAL/SーVideoのビデオ出力、AC-97オーディオ出力を搭載する。
Intelでは、2003年下半期にはデジタルメディアアダプターが開発されるよう協力していくとしている。
<コメント>
家庭内におけるデジタルコンテンツの取り扱いは著作権とも絡み、いつまでも中途半端なままにはしておけない。早急にPCと既存のAV機器をつなぐ仕組みを作ろうという取り組みは評価できる。しかしながら、先日ソニーから発表された「ルームリンク」がほぼ同じ機能を実現しているように感じられる。
関連リンク:米Intelの発表リリース |