米IBM、オランダのPhilips Research、Telematica Instituutは、共同で家庭内のセキュアなデジタルコンテンツ配信に向けた研究プロジェクト「TIPSCI (Telematica Instituut, IBM, Philips Secure Content Initiative)」を立ち上げたと発表した。
このプロジェクトの目的は、家庭において音楽やビデオ、ゲームなどのデジタルコンテンツを、より簡単かつ安全に交換できるようにすること。その実現のためにデジタル著作権管理やサービス品質、通信速度など、そのための課題の解決にあたる。
この共同研究プロジェクトにおいて3社の役割はそれぞれ、PhilipsがDRMソリューションや家庭用ゲートウェイ、セットトップボックス、AV機器などに関する技術の提供、IBMがITネットワークやサービス事業者向けのインフラ、コンテンツ管理ソフト、デジタル音楽管理システム「EMMS」などの提供、Telematicaがコンテンツ技術やパーソナライズサービス、ビジネスモデルなどに関する基礎的な科学研究機能となっている。
3社は、2003年12月までにコンシューマーサービス提供会社向けのデモンストレーションプラットフォームを開発する予定としている。
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相次いで発表される家庭内のコンテンツ配信に関するソリューションの研究。目指すところは分かるが、規格の乱立になってしまっては意味がない。また、こうした取り組みが本当に実を結ぶケースが少ないのも確か。
関連リンク:米IBMの発表リリース |