NEC(NECエレクトロンデバイス)は、高性能化が著しいカーオーディオ、ホームオーディオなどAV機器の制御に最適な32ビットRISC型シングルチップ・マイコン2種類を製品化したと発表した。
新製品は、現在オーディオ機器用に普及している16ビットマイコンに比べて約3〜4倍高性能な「V850ES」コアを搭載、20MHzもしくは32MHz動作による高速処理を実現。
また従来品に比べて約25%の低消費電力化。さらに最大ROM:640Kバイト、RAM:48Kバイトという大容量のメモリを搭載している。
これらにより、MP3やWMAなどの圧縮オーディオ・フォーマットで必要とされる大容量のファイルシステムデータに対応できる。
バスはカーオーディオ分野などで多様化するユニット間通信機能に対応するため、世界標準となりつつある車輌内LAN「CAN」および、従来からオーディオ分野で広く使われている車輌内LAN「IEBus」を内蔵している。
ラインナップは、「V850ES/SG2」(100ピン)、「V850ES/SJ2」(144ピン)の2種類。サンプル出荷を2003年3月から順次開始予定。
<コメント>
車載用のバスを内蔵したモデルも設定するなど、カーオーディオの分野に特化したマイコンのように思われる。圧縮オーディオの対応は当たり前のもののように付与されている。
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