米Stealth MediaLabsは、デジタルオーディオ信号にも最大20Kビットのデータを埋め込むことができる技術「StealthChannel」を発表した。
この技術は、University of Miamiの研究者らが開発したもので、Microsoft Windows Mediaと互換性を持っている。
ユーザーがCDをエンコードしようとすると、著作権所有者の設定に従い、イメージ、テキストからクレジット・カード番号までどのようなデータでも埋め込むことができる。
また、データを埋め込んでもファイル・サイズはほとんど変わらない。
これにより、ユーザーはエンコードした楽曲ファイルを共有しようとはしなくなるとしている。また、逆に著作権所有者側が電子クーポンなどの特典を付けることで楽曲ファイルの価値を向上させることもできるとしている。
NASDAQに上場したばかりのStealth MediaLabsは、現在Windows Media Player 9シリーズに対応する「StealthChannel」デコーダ・プラグインを作成している。
<コメント>
これまでの電子透かし技術とは楽曲に対するIDではなく、個別に意味を持ったデータを埋め込むと言う点に於いて異なる。とはいえ、原理的に大きく異なるとも思えず、データ埋め込みによる音質の劣化などは評価の対象となるだろう。
関連リンク:Stealth MediaLabsの発表リリース |