日本テキサス・インスツルメンツ(略称:日本TI)は、VGA (640×480ピクセル)解像度で毎秒30フレームのMPEG4動画圧縮/伸張をリアルタイムに実行することができるデジタル・メディアDSP『TMS320DM270(DM270)』を発表した。
この製品は、デジタル情報家電向けのトータル・ソリューションを提供する専門組織として日本に設立されたDCES(デジタル・コンシューマ・エレクトロニクス・ソリューションズ)カンパニーが開発した初めてのDSPソリューション。
『DM270』は、低消費電力DSP『TMS320C54xTM』と『ARM7TDMI』RISCプロセッサ、コプロセッサをワンチップに集積したソリューション。0.13μmプロセスで製造されている。
MPEG4に加え、画像でH.263、JPEG、Motion JPEG、MPEG1、MPEG4、Nancy、Windows
Media Video (WMV)等、オーディオではAAC、ATRAC3、MP3、Windows Media
Audio (WMA)等の規格に対応する。
デジタルカメラを主なターゲットアプリケーションに、携帯電話、DVD、TVビューワ、デジタル・ビデオ・カメラなどにも組み込み用途に設計されている。
サンプルは、2003年第1四半期に出荷予定。。量産開始は2003年7月予定。10万個以上発注時の単価は、13ドル以下。
<コメント>
基本的にはビデオ製品向けのチップではあるが、当たり前のようにオーディオコーデックに対応している。魅力的な複合製品の登場も期待できそう。
関連リンク:日本TIの発表リリース |