米モトローラ半導体セクターは、オーディオコントローラ「SCF5249」を使用したポータブルオーディオ向けのリファレンスデザイン(基準設計)を提供すると発表した。
このリファレンスデザインは、中国のデザインハウス、ArrowOptekとの共同開発によるもので、柔軟で迅速な設計と、生産コストの低減を提供できるという。
中心となるSCF5249は、ワンチップにDSPの音楽デコーディング機能とマイクロコントローラのシステム管理機能を搭載したもの。CD-ROM、フラッシュメモリ、HDDなどに対応し、1万個ロット時で10ドル未満。すでに一部の台湾、韓国メーカーが採用を表明しており、早ければ今夏には製品化されるという。
このリファレンスデザインを利用して設計したシステムは、MP3/WMA /AACなどさまざまな音楽フォーマットに標準で対応することが可能。
メーカーは即時生産が可能で、リファレンスデザインを適用した製品を2003年度末までに発売できるとしている。
<コメント>
市場の広がりの無さのためか、こうしたリファレンスデザインの発表は久しぶり。同様のビジネスはPortal Playerが提供していたが、存続の危機とする報道もあり、大手ベンダーへの期待は大きい。
関連リンク:モトローラの発表リリース |