東芝は、ポータブルCDやデジタルオーディオなどのポータブルオーディオ向け8ビットマイクロコントローラの新製品として、大容量のフラッシュメモリを内蔵し、低電圧、高速動作が可能な「TMP86FM48U/F」を開発したと発表した。
新製品は、高性能の8ビットCPUコア「TLCS-870/C」を採用し、内蔵するNAND型フラッシュメモリの設計を最適化したことにより、1.8ボルトの低電圧で8メガヘルツの業界最高速動作が可能。これにより、電池寿命の改善や機能の向上を図ることができる。
また、フラッシュメモリの一部は、データを都度記録できる専用領域(データメモリ)としており、電源が切れても音量設定などを保存しておくことができる。
さらに、新製品のチップを基板に実装した後でもプログラムを書き換えることができる機能を内蔵しているため、出荷直前に海外向けに表示言語を変えるなどの対応が可能となっている。
サンプル出荷は2003年3月から行い、5月から月産10万個規模で量産を開始する予定。サンプル価格は800円。
<コメント>
CPUとフラッシュメモリの組み合わせはポータブル機器への採用が増えている。それをワンチップにした製品は小型化と低コスト化が期待できる。
関連リンク:東芝の発表リリース |