ルネサステクノロジは、PC周辺機器やメモリースティック対応の民生機器向けに、USB2.0とメモリースティックPROに対応したフラッシュメモリー内蔵の16ビットマイコン「H8S/2172F」を製品化したと発表した。2003年10月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1,700円。
「H8S/2172F」は、16ビットマイコン「H8S/2000」CPUコアを搭載し、USB2.0(ハイスピード)のファンクションモジュールを1モジュール内蔵、転送モードとして、コントロール、バルク、インタラプトをサポートし、最大480Mbpsの転送速度を実現する。
また、160Mbpsの転送速度をもつメモリースティックPRO対応のインタフェースを1チャネル内蔵し、さらに著作権保護技術のマジックゲートを搭載している。
これにより、本製品を使用することで、USBを備え、メモリースティックおよび著作権保護対応の機器を容易に開発することができる。
さらに、256Kバイトのフラッシュメモリーを内蔵しており、各種ドライバソフトなどのファームウェアソフトの格納やシステムプログラムの書換えが容易となっている。
今後、USBファンクションだけを内蔵した「H8S/2170F」、USBファンクションとメモリースティック PRO対応のインタフェースを内蔵した「H8S/2171F」の開発を予定しており、製品の更なるラインアップの拡充を図っていくとしている。
<コメント>
メモリースティック関連のリリースが相次いでいるが、具体的な対応マイコンの発表は珍しい。こうした取り組みはメモリースティック対応オーディオ機器の登場を見越したものであると期待される。
関連リンク:ルネサステクノロジの発表リリース |