シャープは、携帯電話やPDAなどのモバイル機器の液晶画面上に表示される文字を、読む人の好みに応じた文字サイズにリアルタイムに生成する「LCフォント生成技術」を開発したと発表した。
従来のモバイル機器で使用するフォントは、一般的にサイズ毎にデータを準備する必要があり、搭載しているメモリ容量の制約から、数種類のサイズしか搭載できないため、ユーザーの好みに応じた文字サイズのバリエーションに限界があった。
今回発表された技術では、独自のアルゴリズムを用いたソフトウェアの開発により、従来のLCフォントがもつ文字の美しさや見やすさを損なわずに、大小の複数サイズの文字生成をリアルタイムに行なうことが可能となっている。
また、従来のモバイル機器には無かった縦長文字や横長文字の生成も実現。多くの文字サイズ、形状のバリエーションを持たせることができると共に、ソフトウェアによって文字サイズ、形状を生成するため、それぞれのサイズに必要なフォントデータを必要とせず、モバイル機器に文字データを搭載する際に必要なメモリ容量の低減にも寄与するとしている。
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発表は携帯電話の限られた表示画面を有効に利用することを念頭に置いたものとなっているが、状況はオーディオプレーヤーでも変わらない。正しく日本語の楽曲やアーティスト名を表示することは意外に面倒で、今後は視認性の良さがプレーヤーにも求められるだろう。
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