松下電器産業は、非接触通信が可能なICカード機能を搭載したSDメモリカードの新シリーズ「smartSD」を開発したと発表した。
smartSDは、MOPASSコンソーシアムの仕様に準拠し、非接触ICカード機能を搭載したSDメモリーカード。
非接触IC部分には、従来のEEPROMよりも高速処理が可能な不揮発性のメモリ「FeRAM」を採用し高速書き込みに対応。これにより、交通機関のゲートなどでも対応できるという。
カードサイズはSDカードと同じで、miniSDカード版もラインナップ。ただし、miniSDカードタイプには非接触IC用のアンテナが内蔵されないため、装着する機器側にアンテナが搭載されている必要がある。
非接触通信インターフェイスは、ISO/IEC14443 TypeBとJICSAP2.0をサポート。メモリ内の一部の領域をICカードの鍵によって暗号化することでセキュリティを確保し、音楽やコンテンツや大容量のアプリケーションをセキュアな状態でメモリカードに保存できる。
<コメント>
非接触ICカードは電子マネーや交通機関のゲートなどに利用され普及の兆しを見せており、SDカードの普及を促進するものと言えるだろう。ただし、実際の利用シーンのイメージはまだ描けていないようだ。非接触ICカードを認証に使うならば、音楽配信サービスへの応用も考えられそう。
関連リンク:松下電器産業の発表リリース |