デジオンは、マルチメディア・ホームネットワークを構成する家電製品を低コストかつ短期間に開発するための新製品「DiXiM HAK(Hardware Adaptation Kit)」を開発し、2005年6月から、さまざまなプラットフォームに向けて順次、提供を開始すると発表した。
製品ラインナップはメディアサーバー機器(DMS:Digital Media Server)開発向けの「DiXiM DMS HAK」と、プレーヤー機器(DMP:Digital Media Player)開発向けの「DiXiM DMP HAK」。
メディアサーバー機器開発用の「DiXiM DMS HAK」は、Freescale Semiconductor MPC8248、Renesas SH4、Toshiba TX4938、VIA Edenなど各社の主要かつ有力なハードディスク搭載型リファレンス・ボードと、これらのボード上で動作するデジオンのDMSアプリケーション「DiXiM Storage Server」で構成される。
プレーヤー機器開発用の「DiXiM DMP HAK」は、Sigma Designs社のEM8620Lを搭載したリファレンス・ボード「Envision 8620L」と、デジオンのDMPアプリケーション「DiXiM DMA 2.0」、ハードウェア構成やアプリケーションのUIデザインなどをカスタマイズするためのドキュメンテーションで構成される。
「EM8620L」は、DMPで使用されている最もポピュラーなメディア・プロセッサで、低コスト・高品質なDMPプラットフォームとして最適としている。
これら「DiXiM HAK」を構成するデジオンのDMSアプリケーション「DiXiM Storage Server」とDMPアプリケーション「DiXiM DMA 2.0」は、ともに「DLNAガイドライン」対応済み。
「DiXiM HAK」は、DMS機器やDMP機器を開発する家電メーカー自身で製品化できるよう、UIデザインやハードウェア構成の変更にも対応可能としている。
家電メーカーは、「DiXiM HAK」を使うことで、コスト面以外にも、デジオンの開発スケジュールに依存することなく、自社の製品計画に従ったホームネットワーク製品を迅速に開発できるとしている。
また、従来から提供されていたSDKも、新たに「DiXiM SDK」(DiXiM Home Network Framework SDK)として提供し、「DiXiM HAK」対応プラットフォームの他、複数のプラットフォームに対応、ホームネットワーク機能を持ったアプリケーションを開発できる。
<コメント>
ここで言うマルチメディアとして想定されているのは動画がメインとなり、実際の機器もそうしたものが多い。当然ながらホームネットワークで共有されるものにはオーディオコンテンツも想定できるわけで、オーディオに特化した機器の開発にも期待したいところ
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