05/09/28
DLNA、ガイドライン準拠ロゴプログラムを開始
 
 ホームAVネットワークの標準策定を行なっている業界団体DLNA(Digital Living Network Alliance)は、DLNAガイドラインv1.0に準拠したデバイスの認証プログラムとロゴプログラムを開始すると発表した。

 認証ロゴの取得は9月より受付が開始され、メーカーが提出したデバイスはDLNA認可の研究所または独立した証明ベンダー(ICV)でテストされる。

 また、ガイドラインの適合性をテストするソフトウェアもDLNAのメンバー向けにWebサイトで公開される。なお、UPnPおよびIEEE802.11を利用するデバイスは、それぞれの認証を取得する必要がある。

 DLNA認証テストは、2005年9月中にアメリカのニュー・ハンプシャー大学のInterOperability Laboratoryで開始され、日本では2005年11月にエクスカルで開始される。

 これまでのDLNA対応を謳うデバイスは、メーカー間での互換性を保証できなかったが、同プログラムの開始により互換性が向上し、対応デバイスが今後増えると期待される。

<コメント>
ホームネットワークでのコンテンツ共有を考えた場合は、メーカー間で整合を取るためのルール作りが不可欠と言える。DLNAはあくまでそのルールを決めることだけを目的としており、技術的な仕様とは異なる。その意味でガイドラインとして機能することが期待されている。

関連リンク:DLNAの発表リリース(PDF)
 
 
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