米SanDiskとソニーは、メモリースティックを小型化した「メモリースティックマイクロ」規格を共同開発したと発表した。
メモリースティックマイクロは、本体サイズが15×12.5×1.2mm(幅×奥行き×高さ)の小型メディア規格。「メモリースティック PRO デュオ」の約1/4の体積で、一層の小型・薄型化を実現している。
主な仕様は、接続端子が11ピン、メディア最大容量の理論値は32GB、最大転送速度の理論値は160Mbps(20MB/sec)。
動作電圧は1.7〜1.95Vおよび2.7〜3.6V。1.8Vの低電圧動作に加えて「メモリースティック PRO」対応機器で採用されている3.3Vにも対応する2電源対応仕様となっている。
インターフェイスはシリアルおよび4bitパラレルで、既存のメモリースティックPROと互換性を持つ。
著作権保護機能マジックゲートに対応する。
2005年10月3日より対応ハードウェア向けライセンスを開始。製品の出荷は2006年上半期を予定している。
<コメント>
現行のメモリーカードですら外国人の指には小さすぎるとの評判もあっただけに、さらに小さな規格が出てくるとは意外な印象。携帯電話用途とされているが、日常的な脱着は想定していないのかもしれない。
関連リンク:ソニーの発表リリース |