05/10/03
アルプス、メモリースティックマイクロ用コネクタを開発
 
 アルプス電気は、メモリースティックマイクロ接続用コネクタ「SCNA、SCNB、SCNEシリーズ」を開発したと発表した。

 メモリースティックマイクロは、SanDiskとソニーが2005年9月30日に発表した小型メディア規格。「メモリースティック PRO デュオ」の約1/4の体積で、今回開発されたコネクタ3種はIC記録メディア用コネクタとして体積比で世界最小としている。

 SCNAシリーズはメディアを挿入して押し込むことで装着、再び押すことで排出するプッシュプッシュイジェクトタイプのソケット。本体サイズは14.9×15×1.8mm(幅×奥行き×高さ)。

 SCNBシリーズはメディアを押し込むことで挿入、引き抜くことで排出するヘッダタイプのソケット。本体サイズは13.45×13.9×1.8mm(同)。

 SCNEシリーズは本体上部の開閉可能なカバーでメディアの着脱を行なうヒンジタイプのソケット。本体サイズは13.5×13.65×1.8mm(同)。

 3モデルともに飛び出し防止機能を備え、メディアの紛失を防げる。メディアの挿抜回数はSCNA/SCNBが12,000回、SCNEが500回。

 2005年10月下旬よりサンプル出荷開始し、サンプル価格は735円。

<コメント>
数日前に発表された新規格に対応するコネクタがすぐに発表されることが興味深い。開発現場という意味では当たり前のことだろうが、企業間の結び付きがここから読み取ることができる。

関連リンク:アルプス電気の発表リリース
 
 
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